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ふれあい うるおい いきいき広域圏

高岡地区広域圏事務組合

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ごみ減量特集

ごみ減量特集

1. 高岡地区広域圏における"ごみ"の現状

1. 現状

 高岡広域エコ・クリーンセンターには、高岡市、氷見市、小矢部市の定期収集で集められる燃やせるごみのほか、事業所からの一般廃棄物である燃やせるごみが搬入されています。平成26年の運営開始以降、令和2年度までに搬入されたごみ量は全体としては減少傾向にあるものの、人口一人当たりのごみ量は、平成27年度が272kgで令和2年度が275kgとなり、単純に「減量が進んでいる」とは言えない状況です。
 また施設には、一日あたり85トンの焼却能力を有する炉が3炉あり、一日あたり最大255トンのごみを焼却することができますが、今後ごみが増えると施設の容量オーバーとなり、十分なごみ焼却ができなくなる恐れもあります。

 

2. なぜごみを減らさなければならないのか

1. 地球環境を守るため

 家庭から出たごみは、集積所からごみ収集車によりごみ処理施設に運搬され、燃やせるごみは燃やされます。ごみを燃やすことで地球温暖化の原因である二酸化炭素が排出されます。
 ごみが減れば、これらの運搬・焼却に伴い発生する地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を抑制することができます。

2. 今ある最終処分場の埋立地を長期間使うため

 ごみを焼却した後に残る灰は最終処分場(埋立地)に埋め立てられます。新たな最終処分場の建設には土地の開発等が伴い、環境に負荷がかかります。また、新たな施設をつくる場合には、周辺の生活環境にも影響を与えることから、地域住民の理解が必要となります。今ある埋立地をより長く使うためには、ごみを減らす必要があります。

3. 将来世代の負担軽減のため

ごみを減らすことで、将来建設するごみ処理施設の規模を縮小したり、現在の最終処分場を長く使うことができ、将来世代の負担を軽減することができます。

3. ごみを減らすためにできること

使いきり

 使いきれずに捨ててしまっている食品や食材を使い切りましょう。
 毎月決められた日、例えば15日と30日など、食材のチェックの日を定めて、期限の近い食材を使い切る取り組みが有効です。
 無駄なく使いきって、食品ロスと家計のロスを減らしましょう! ⇒詳細は5. 食品ロス

  • 買い物前に冷蔵庫をチェック。
  • 食材を正しく保存。
  • 冷蔵庫を整理整頓。
  • 食べられる部分は全て消費。

食べきり

 せっかくの食材や料理、作りすぎて食べきれないことはありませんか?
 おいしくちょうど食べきれる量を見極めることが大切です。
 外食やテイクアウトの時も、食べきれる量で注文しましょう! ⇒詳細は5. 食品ロス

  • 家族が食べる分量を把握し、作りすぎない。
  • 残り物はアレンジして別のメニューに。
  • 「消費期限」「賞味期限」を正しく理解。
  • 外食時は、食べきれる分だけ注文。

水きり

 生ごみの約7割は水分で、ごみの減量には、水切りが必要不可欠です。水切りをすることで、生ごみの重量の約10%が減ります。
 水気を切って、ごみの減量をしましょう!

  • 生ごみの水分をしっかり絞る。
  • 生ごみになるものを水に濡らさない。
  • 生ごみを乾かす。

4. 3つの「R」

3つの「R」がごみの減量の基本です

 ごみの減量に関する基本的な取り組みとして示されているのが「3R」。
 それぞれの「R」について考え、積極的に取り組みましょう。

Reduce(リデュース)

 物を大切に使い、ごみを減らすことです。

  • 必要ない物は買わない、もらわない。
  • 買い物にはマイバッグを持参し、過剰包装は断る。

Reuse(リユース)

 使えるものを繰り返して使うことです。

  • 詰め替え用の製品を選ぶ。
  • いらなくなった物を譲り合う。

Recycle(リサイクル)

 資源として再利用することです。

  • ごみを正しく分別する。
  •  ごみを再生して作られた製品を利用する。
     まずは資源ごみを確実に分別することが大切です。改めて分別のルールを確認しましょう。

ごみの分別

 圏域内の各市でのごみの分別は、以下のリンクからご覧いただけます。

 

5. 食品ロス

 食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。 SDGsのターゲットの一つとされる世界的な課題である一方、家庭での発生量も多く、身近な課題として取り組む必要があります。

現状

 令和2年度に国内で発生したと推計された約522万トン※の食品ロスのうち、事業者からの発生量が約275万トン、家庭からの発生量は約247万トンとされています。家庭からの発生量は約47%、半分弱を占めています。
 ※農林水産省 令和2年度食品ロス推計値

主な原因

 家庭から発生する食品ロスの主な原因は、次の3つです。

  • 期限切れ 買いすぎなどにより消費期限等を過ぎてしまうもの
  • 食べ残し 作りすぎなどにより食べきれなくなってしまうもの
  • 過剰除去 皮のむき過ぎなどにより可食部分が捨てられるもの

食品ロスを記録する

 食品ロスを知るには、まず記録してみることが大切です。高岡地区広域圏事務組合では、家庭の食品ロスを一週間記録できる「7日でチャレンジ! 食品ロスダイアリー」を作成しています。

 「7日でチャレンジ! 食品ロスダイアリー」は、家庭の食品ロスを一週間記録し、記録結果を「環境負荷軽減」「家計の節約」の面から計算・分析することができます。

 「7日でチャレンジ! 食品ロスダイアリー」は、小学生でも取り組める内容となっています。環境学習資料や、高岡広域エコ・クリーンセンターの施設見学の際の資料としてお配りしています。

 配布希望の方は高岡地区広域圏事務組合にご連絡ください。TEL 91-2101

 

6. 圏域での取り組み

フードドライブ

 フードドライブは、家庭で余っている食品を集めて、食品を必要としている福祉団体などへ提供する取り組みです。
 圏域内での取り組みを紹介します。

高岡市(令和4年8月19日~20日)

 スーパーマーケット、エコライフを楽しむ市民の会高岡、高岡市が協力し、フードドライブが実施され、959点の食品が集まりました。

 集められた食品は、高岡市社会福祉協議会、高岡市社会福祉事務所を経由して、食を必要とする福祉団体等に寄付されました。

氷見市(令和3年7月29日、令和4年9月26日~30日)

 氷見市環境保健衛生協会と氷見市連合婦人会が連携して、藤見台公民館で実施されました。
 集められた食品は地域の子ども食堂、氷見市社会福祉協議会に寄付されました。

小矢部市(令和3年8月19日、令和3年11月15日~19日)

 小矢部市食生活改善推進協議会の主催による、初めての取り組み。集められた110点の食品は砺波市の「フードバンクとなみ」に贈呈されました。
 また、小矢部市環境保健衛生協議会では、小矢部市社会福祉法人連絡会が実施する「フードドライブおやべ」事業に協力し、132点の食品が贈呈されました。

紹介した取り組みは、フードドライブの定着、浸透を図るため、県の主唱による「とやまリレーフードドライブ・キャンペーン」の一環で実施されています。
フードドライブに関する富山県、各市の問合せについては、次のとおりです。

7. フードドライブの常設窓口について

 富山県では、常時フードドライブの食品の寄付を受け付けている窓口(無人窓口を含む)を紹介しています。

 寄付いただける食品がありましたら、ぜひお持ちください。

★フードドライブ常設窓口一覧★ | とやま食ロスゼロ作戦 (foodlosszero.jp)

8. ごみ減量はSDGsの達成につながっています

  SDGsは、世界の平和や発展のために国際連合で決められた「持続可能な開発目標」のことです。世界中のみんなが豊かで幸せになるように、私たちが取り組む17の目標があります。わたしたちの身近な課題であるごみ減量は、SDGsに繋がる取り組みです。

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)

ごみ減量からつながるSDGs 食品ロスの削減

SDGs食品ロスの削減

  世界には十分に食事がとれず、飢餓に苦しむ人が大勢おり、世界の食料支援量 は420万トン※1にもなります。一方で日本では年間約522万トン※2の食品がまだ食べられるのに捨てられています。食品の「食べきり」食材の「使いきり」を実践しましょう。

 ※1. 消費者庁 「食品ロスについて知る・学ぶ」
 ※2. 農林水産省 令和2年度食品ロス推計値

 

ごみ減量からつながるSDGs カーボンニュートラル

SDGsカーボンニュートラル

  ごみの減量は、ごみの運搬、焼却に伴い発生する温室効果ガスの排出削減につながり、地球温暖化の防止の面からも必要なこととなっています。
 なお、高岡地区広域圏事務組合では、ごみの焼却に伴い発生する余熱を利用して発電を行っております。ごみ発電による電力を得ることで、その分は、火力発電での石油や石炭は使わずに済みます。特に、ごみの中でも自然由来のものについては、温室効ガスである二酸化炭素に関して「カーボンニュートラル」が成立します。

 

ごみ減量を通じてSDGs達成に向けてスタートしましょう!

 

 

関連情報

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お問い合わせ

総務課
富山県氷見市上田子字笹谷内50番地
電話番号:0766-91-2101
ファックス:0766-91-9096

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